【社会保険労務士試験】申込書の請求と申込みまでの9ステップ
先日、2018年度の社労士の試験に申し込みをしました。
社労士勉強中のやすまさです。
ボタン一つでポチッと応募できるのかと思いきや…、お金も手間も想像していた以上にかかりました。
公的な手続きって、アナログで面倒なことが多いですよね。
今回は、社会保険労務士の試験に申し込むまでの流れを9ステップで解説します。
申込書を入手するのにも、申し込みが必要。笑
タイトルからお分かりの通り、「申込書をもらうための申し込み」と「正式な申し込み」という2段階のステップが必要になります。
試験センターの窓口でもらう方法もあるのですが、営業時間が平日のみなので現実的ではありません。今回は自分も行った郵送での申し込み方法を解説していきます。
試験についての情報は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトで確認することができます。最新の情報はこちらから調べましょう。
社労士試験の申し込みに関する詳細は、以下のリンクから閲覧できる受験案内のPDFファイルにまとめられています。
申し込みまでのプロセス
- 82円切手と140円切手を購入する
- 長形3号の封筒(送る用)と角形2号の封筒(返信用)を購入する
- 返信用封筒を折りたたんで、試験センターに郵送する
- 申込書が自宅に届く
- 受験料9000円をコンビニなどで支払う
- (なければ)40mm×30mmの証明写真を撮影する
- 卒業証明書など受験資格の証明書類を用意する
- 受験申込書を記入する
- 郵便局の有人窓口から申込書を送付する
長いですね。笑
順番に解説していきます!
【1】82円切手と140円切手を購入する
申込書を請求するために、返信用封筒に140円切手を貼り、送付する必要があります。
家に切手がなければ、買う必要があります。
【2】長形3号の封筒(送る用)と角形2号の封筒(返信用)を購入する
申込書を請求するために、送る用の封筒と、返信用封筒が必要です。
僕は角形2号の封筒を持っていなかったため、コンビニで購入しました。
サイズが指定されているため気をつけましょう。
【3】返信用封筒を折りたたんで、試験センターに郵送する
返信用封筒を折りたたんで、封をして、以下の宛先に郵送します。
〒103-8347
東京都中央区日本橋本石町 3-2-12
社会保険労務士会館 5 階
全国社会保険労務士会連合会
試験センター 行受験案内請求
受験案内請求の文字は、赤にしなければなりません。
こちらはポスト投函でOKです。
お近くのポストに投函します。
(※申込書は、郵便局の有人窓口から簡易書留で送付しなければなりません。)
【4】申込書が自宅に届く
数日後に、申込書が自宅に届きます。
ちゃんと自分が折りたたんだ返信用封筒が使われているため、帰ってきた返信用封筒と再会することができます。
【5】受験料9000円をコンビニなどで支払う
同封されている、払込用紙を使って、受験料9000円(&手数料130円)を支払います。
切り取らずにそのままコンビニの店員さんに渡すと手続きしてくれます。
僕はファミリーマートに持っていき、店員さんに見せたら無事支払いができました。
払込受領証を試験センターに提出する必要があるため、大切に保管しましょう。
【6】(なければ)40mm×30mmの証明写真を撮影する
証明写真を申込書に貼り付ける必要があります。
なければ撮影し、裏面に住所と名前を記入した上で貼り付けます。
【7】卒業証明書など受験資格の証明書類を用意する
卒業証明書がある場合は、それをコピーして同封すれば問題ありません。
受験資格によって提出すべき書類やサイズなどに指定があるため、詳細が以下のPDFのP10とP11にまとめられているためご確認ください。
【8】受験申込書を記入する
申込書を記入します。記入方法も受験案内に指示があるため、それを見て書けばすぐに書き終えることができると思います。
注意点としては、希望会場の番号を記入し忘れないようにすることです。
【9】郵便局の有人窓口から申込書を送付する
これで必要な準備は終了。
封入して郵便局の有人窓口から簡易書留で発送します。
ちなみに、平日は郵便局に寄る時間がない!という方は、都内の郵便局で数カ所土日でも窓口が営業しているところがあるため、そちらを利用するのもオススメです。
僕は土曜日に上野駅の近くにある郵便局から発送しました。
以上で9プロセス完了です!
受験資格に問題がなければ、8月上旬に受験票が交付され自宅に届きます。
それまでは、試験に向けて勉強を頑張って待つのみ。
ちなみに、8月6日になっても受験票が届かなかった場合、もしくは、受験票の記載事項にミスがある場合は、8月8日までに試験センターに問い合わせる必要があります。
社会保険労務士試験の申込み手続きが面倒なワケ
申込むだけでも、必要書類の準備から手続きが少し面倒で煩雑な社会保険労務士の試験。
TOEICなどはインターネットで申し込み、クレカ決済で一瞬で手続きが完了することと比較すると、すごくアナログだなぁと感じました。
それは、国家資格の管理には厳重な審査が必要だから、という理由や、単純にIT化が遅れているから、という理由も考えられます。
ですが、最早、細かい書類作成を正確にできない人間は、申し込み段階で篩に掛けてしまおうという社会保険労務士会連合会試験センターの策略なんじゃないかと感じました。笑
(ちなみに、行政書士はオンライン申し込み・クレジットカード決済に対応したそうです。資格によっても、IT化の進捗度合いは異なるのでしょうか…。)
社労士の勉強がんばるぞー。
産業保健領域で関連性のある「健康経営アドバイザー(初級)」についても記事を書いているため、よろしければそちらもご覧ください。